とある利用者さんと手を繋いだ瞬間
｢あんた優しい手しとるね｣
って言われました。
優しい手してるなんて初めて言われたので凄く嬉しかった〜^o^

新人の頃小児科で働いてました。
知識がないかわりに子供たちやお母さんたちには笑顔を絶やさず優しく接してました。
ある時あるお母さんから
｢うちの子、お姉ちゃんみたいな看護婦さんになるって言ってるんですよ～｣
と言われました。
当時自分の知識･技術のなさに挫折寸前だったため、思わず泣きそうになりました。
あぁ、看護師になってよかったぁ…心からそう思いました。

夜勤で排泄介助に行った時…

『ありがとや～！あんた寝ねねぇ〜の？まだ若けぇのに‥
申し訳ね〜なぁ〜よろしく頼むでぇ～』

と、手を合わせてニコニコっと言って頂いた時は
もう…ぎゅぅ～〜〜って抱きしめたくなりました☆

『ここにいると気遣わないし、みんな家族みたいで居心地がいい』
と言ってもらった時は涙が出そうに・・・
いえ、ちょっぴり涙がこぼれました。

先日103歳になられた女性利用者さんに
「おめでとうございます♪」
って言ったら
「そんなになったの？！」
って目をまんまるくして本人もビックリ♪
ホームの癒し系で私の目標です＾＾

消毒液負けしてボロボロの私の手を見て
「大事な大事なキレイな手やね～」
って利用者さんから言われた時は不覚にも泣きそうになりました(*^^*)

ある利用者さんから言って頂いた
「アンタおらんかったら物足りんなー」
って言葉☆

いつも本を持ち歩く読書家の利用者さんに
『(作家さんは)誰が好きなんですか？』
って聞いたら
『私が大好きなのはアナタよ。意外と鈍感なのね。』
と♪
これは本当に本当に嬉しかったp(^^)q

立て続けに先輩方が辞めていき、自分含め経験の浅いメンバーが多くなってしまっていたとき。

利用者様にもご迷惑をおかけし、自分自身悔しさと申し訳なさと、また不甲斐なさを感じ落ち込んでいたとき。

社長から
「お前が居ると場の空気がグッと明るくなる。」
と言って頂きました！

その言葉にとても救われましたし、また自分ができることは明るく振る舞うことだ！と気づきました！

すると、利用者様からも
「いつも明るく挨拶してくれてありがとう」
「貴方と逢うと笑顔が移るわ♪」
とお褒めの言葉を頂きました。

技術などももちろん大切ですが、それと同じくらい、自分自身のモチベーション、笑顔、挨拶は大切なことなんだなと再認識させられました。


この時のお言葉は今でも自分の糧になっています。

有料で働いています。


業務内容の中で一番、ご入居者様に疎まれるのが入浴介助。

お風呂に入るのが嫌な方からすると、ほんとに敵が来た！位に叫ばれます。

無理強いはしたくないのですが、この季節になってくると、衛生上放っておく訳にもいかず。

バトルしながらやっとの思いで入っていただけると、上がってこられたときには

「気持ちよかったわ。ありがとう」
っと言ってくださいます。

鬼！とか、あんたなんか最低！嫌いだ！とかほんとに罪悪感が募り心が折れそうになるのですが、この一言にいつも本当に救われます。

訪問先で宝くじのCMがテレビで流れていたので
「7億円当選したらどうします？」
って聞いたら、テレビ画面を見たままぼそっと小声で
「…あんたと…海に…行き…いや、忘れてくれ…」
と、耳を真っ赤にして( 〃▽〃)

ダンディーでステキな男性との大切な大切な思い出です(*´ﾉ∀`*)

『発語もなく意志疎通は無理』
と引き続きを受けた利用者さん。

語りかけながら介助をしていた3年目の出来事。

口元が動いていたので、耳を近付けると
『いつもありがとうね』
と、小さいけれとはっきり聞き取れました。

この喜びがあるから、この仕事は辞められません^^

「お邪魔しますー。どないー？」
「おー、きたかー。何とか元気に生きてるぞー」
この、やり取りが毎日できるだけで感謝やと思います(*^^*)

3日に1度は手相を見てくれる利用者さん。

「よっしゃ、手相見たろ！
おぉ～これは良い手相！壁にぶつかっても、どこからともなく助けが現れると出た！これから大発展の人生や～！」

毎回同じ内容なんだけど、内容以上に声をかけて下さるタイミングが絶妙♪

この全盲だけど手相の見れる利用者さんの手相占いに何度救われた事か…

2ヶ月に1回しか合わない認知症のかなり進んだかたから
『髪の毛、きったんやね。にあってるよ。』
素直にこのかたの記憶の中に存在できている事が
心の底から嬉しいかった。